いよいよ大阪マラソン2019がやってきます!
でも、マラソンなんてあまり知らないという人のために大阪マラソンのすごさをお伝えします。
大阪マラソン2019はなぜこんなに盛り上がっているの?
大阪マラソン2019が盛り上がっている理由はその規模にあります。
日本国内で東京マラソンに次ぐ規模の市民参加型マラソン大会で、人数では世界六大マラソンにも匹敵する規模だからなんです。
つまり、世界中からランナーが大阪にやってくるということでもあるんですね。
現在ではワールドマラソンメジャーズの一つである「シカゴマラソン」との提携も進んでいて、シカゴマラソン関係者も大阪にやってくるので、この日はかなり外国人の来阪が見込まれています。
そこで、大阪中がお祭り騒ぎとなっているわけなんですね。
シカゴと大阪市は姉妹都市なんだって。
大阪マラソンは英語でOsaka Marathonです。
ちなみにいままで定員はフルマラソンが30,000人、チャレンジラン(8.8km)が2,000人で、制限時間は7時間(チャレンジランは1時間50分)。
車いすマラソンも実施されていました。
2019年からはコース変更に伴い、チャレンジランがなくなり、チャレンジランの2,000人分がフルマラソンに増員されました。
2011年10月30日に大阪府大阪市で第1回大会が開催されたんです。だから2019年は9回目の大会です。
実はこの大阪マラソンは、当時の橋下徹大阪府知事の功績でもあるんです。2007年に開催されていた「東京マラソン」が人気だったのを知って、橋下知事が「大阪にも市民ランナーが気楽に参加できる大会を開きたい」と提唱してできたのが大阪マラソンなんです。
当日は32,000人のランナーに、10,000人のサポーター、それから沿道で応援する人で金・土の2日間で約50,000人が大阪にあふれかえります!
テレビ放送も入るわよ。
ランナーのエントリーってどんなのだったの?エントリーの裏話
2019年の大阪マラソン、ランナーたちのエントリーってどんなのだったか気になりますよね?
今年はフルマラソンの定員が32,000人でした。
ちなみにエントリー費用はフルマラソン10,800円、ペア30,000円、グループ(3~7名)105,000円です。
なお、出走枠としては一般(連続落選者を含む)が抽選で28,400人、市民アスリート枠が先着順で2,000人、チャリティ枠(要7万円以上の寄付)が先着順で1,000人、応援ランナーふるさと納税枠が先着順で600人(大阪府300人、大阪市300人)となっていました。
ですが、市民アスリート枠はすでに受付10分で完売してしまったということです。
それもそのはず、大阪マラソン2019の一般エントリーの倍率は4.52倍だったそうですよ。
実際には出走枠によって申し込み時期がずれていたので、落選したら別の出走枠で申し込みもできたのですが、それでも、これだけの倍率があると毎年落選する人もいて、なかなか大阪マラソンの舞台で走れないという人もいるのでしょうね。
ちなみに市民アスリート枠っていうのは過去2年のフルマラソンにおいて設定された基準タイム以上を上げている選手を対象としていて、先着で出走権を得ることができる権利なんだって。
また、一般の中には連続落選者枠が儲けられていて、過去2大会連続で出走権を得られなかった応募者に対して、一般抽選前にこの枠の抽選を受けることができる枠もあるの。これに落選した場合は一般抽選に回るから、2回抽選のチャンスがあるってことね。
大阪マラソン2019に出られるだけラッキーなことだったのですね。
大阪マラソン2019のテーマは「みんなでかける虹」。テーマカラーを身に着けよう
9回目の今年のテーマは「みんなでかける虹。」「虹をかける」の「架ける」と「走る」の「駆ける」をかけた掛詞だそうです。
虹の7色に合わせて、7つのチャリティテーマと7色のテーマカラーがあります。
当日参加ランナーは7つのチャリティテーマから支援したいテーマカラーを選んで、そのテーマカラーのものを身に着けて走ります。
その7つは
紫(美しい街と暮らしを支える) 街の美化活動、歴史的景観の保全修復、防災災害支援
紺(スポーツ・文化を支える) アスリートの支援、生涯スポーツの振興
水色(自然環境を支える) 自然環境の保護
緑(子供の未来を支える) 世界中の子供たちの貧困問題の解決
黄(家族を支える) 難病や長期療養で苦しむ子供たちと家族を支援
オレンジ(子育てと若者を支える) 待機児童、子育て、ひとり親世帯貧困問題の解決、虐待撲滅、若者の就労支援
赤(生きる希望を支える) 難病の研究、医療技術の開発
です。
当日は和太鼓や吹奏楽などの盛り上げ隊も参加していて、この色で統一してくるから、当日遊びに行く人も支援したい色のものを身に着けていくと一緒に盛り上がれると思うわ。
当日は大阪マラソン応援マップも配布してもらえるんだって。
気になる大阪マラソン2019スタートの時間
大阪マラソン2019ですが、今年は新コースということで、大阪府庁前からスタートして、大阪城公園でフィニッシュです。
8:55~ 車いすマラソンスタート
9:00~ マラソンスタート
11:15 車いすマラソン終了
16:00 マラソン終了
いちおう、時間では分かれているものの、同時にたくさんの人が一斉に走り出すと危険なので、「ウェーブスタート」制を導入しています。
「ウェーブスタート」制度は、時間差でスタートさせる方法で、大阪マラソンでは、ランナーを申告タイムにより3つのグループに分けています。
9:00 マラソン第1ウェーブスタート
9:10 マラソン第2ウェーブスタート
9:25 マラソン第3ウェーブスタート
16:00 マラソン終了(制限時間)
最初のスタートと最後のスタートの差は30分ぐらいですね。つまりフィニッシュが同じということは最後のスタートの人たちは6時間30分でゴールしないとならないってことですね。
ちょうどいいタイミングで行かないとすぐ通過しちゃうかも?
大阪マラソン2019の新コースはどんなの?
大阪マラソン2019の新コースは、以前に比べてさらに大阪市内の名所が加わった大阪市内を楽しむコースになりました。
大阪府庁前からスタートして大阪城公園でフィニッシュです。
大阪府庁前→造幣局→大阪市中央公会堂→大阪市役所前→御堂筋→京セラドーム大阪→国立文楽劇場→天王寺公園→あべのハルカス→四天王寺→大阪城公園
となります。
大阪を満喫できそうよね。
2019年以前は大阪マラソンの名物といえば御堂筋の逆走があったの。この時ばかりは普段は一方通行で絶対にできない御堂筋逆走ができるってランナーの間では楽しみにしていたそうだけど、今年からはなくなったの。残念。
2019年以前との大きな変更点はいくつか大阪の名所が加わった点もそうですが、何よりフィニッシュがインテックス大阪から大阪城公園に変更したことです。
インテックス大阪といえば、「大阪マラソンEXPO 2019」が行われていて、その中でも「うまいもん市場」は毎年50,000人ほど集まるグルメスポットでもあります。
2019年は大阪マラソンのランナー受付会場がインテックス大阪なので、11月29日(金)・30日(土)はインテックス大阪で、12月1日(日)はフィニッシュ会場になる大阪城公園に会場を移して開催されます。
インテックス大阪と大阪城公園はけっこう距離があります。電車で行くなら、大阪メトロ中ふ頭から2駅目のコスモスクエア駅を通って、9駅目の森ノ宮まで出て、JRに乗り換えて1駅目の大阪城公園まで行くといいですよ。
比較的フラットなコースだから、自己ベストも狙えるかも!
「大阪マラソンEXPO 2019」は今年も開催!
大阪マラソン2019に合わせて「大阪マラソンEXPO 2019」が開催されます。
こちらはも約50,000人の人が集まる大イベント。
2019年11月29日(金)~30日(土)の2日間インテックス大阪で行われます。
たくさんの出展ブースが集まり、昨年は60社以上のブースが集まりました。
無料で入れるから気軽に楽しもう。企業の試供品がもらえますよ。
マラソンというからには、スポーツメーカーもたくさん来ていて、マラソンなのに何も持ってこなかったという人でも、ウェアからシューズまで揃ってしまうというぐらいの充実ぶりだそうです。
うまいもん市場はその中でもグルメスポットになっていて、2019年11月29日(金)~30日(土)の2日間はインテックス大阪、12月1日(日)は大阪城公園に場所を移して開催されます。
こちらは全国各地のB級グルメが勢ぞろいしていて、屋台が軒を連ねています。関西だけでないB級グルメも味わえるので、おやつ代わりにいいですね。
2019年のテーマソング「大阪SOUL」は12月1日までフリーダウンロード中
実は2019年以前はテーマソングは「コブクロ」の「42.195km」でした。
そして、この曲はコブクロが大阪マラソン公式テーマソングとして、書き下ろされた楽曲で、初の関西弁の歌詞になっているところも斬新でした。
また、歌詞には大阪城や、南港大橋など、大阪マラソンのコースのゆかりの場所が登場してきて、コブクロの大阪マラソンを盛り上げたいという気持ちがひしひしと感じられるテーマソングだったんですよ。
当時、「参加するランナーの方の練習期間に気軽に聴いてもらいたい」というコブクロの小渕さんの考えから期間限定でフリーダウンロードができました。
また、一定期間、大阪市営地下鉄全線や全駅の駅構内、列車内放送などで小渕さんのコメントと共にこの曲が流されていて、市民全体のお祭りになっていきました。
2019年はコース変更にともなって、テーマソングも変更になり、「大阪SOUL」になりました。
こちらも12月1日(日)までフリーダウンロード中です。
コブクロの黒田さんは大阪府の出身なの。小渕さんとはなんと堺市の堺東銀座通り商店街で出会ったんだって。
大阪マラソンの応援団長森脇健児さんも登場
森脇健児さんといえば、大阪マラソンの応援団長です。
もともと大阪の枚方市出身の彼は、自身も学生時代陸上部で、インターハイ出場もするほどの凄腕のランナーです。
全国のマラソン大会にも顔を出していて、自身が主催する森脇健児陸上部のメンバーとともにゲストランナーとして走っています。
そして、もちろん、大阪マラソンでも応援団長として参加されるのでどこかでばったり会えちゃうかも?
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